うちは黒猫を2匹飼っていて、毛が生えかわる春と秋はほぼ毎日の掃除機がけが欠かせない。狭い家とはいえ、けっこう時間と労力がかかる。そこでロボット掃除機の購入を考え始めた。わたしがロボット掃除機に求めたのは、(1)ちゃんと掃除してくれる、(2)耐久性がある、(3)アフターサービスが充実している、(4)見た目が良いことである。数あるロボット掃除機の中で、これらの条件を満たしているように思えたのが、ドイツのフォアベルク社のロボット掃除機コーボルトの最新モデルVR300である。
コーボルトVR300、フォアベルク社の公式サイトより
VR300のレンタル
興味はあるけれど自分の家で使えるかどうか不安という人のためにVR300のレンタルサービスがある。東京ショールーム(代官山)を訪ねて行けるなら、無料の10日間レンタルがおすすめである。そんなに遠くまで行けないなら、全国対象に有料レンタルサービスもある。レンタル費用は2023年現在、2週間で5,500円(往復送料、税込)である。いずれもフォアベルク社の公式サイトから申し込める。
わたしたちは無料の10日間レンタルに申し込んだ。そして2週間のお試し期間1の後、何の不安もなくVR300を購入した。定価は13万9700円だが、東京ショールームで現金払いで購入したら20%引き、つまり11万2000円になった。しかも、お試し期間中に使っていたVR300のブラシローラーに改良が加えられていた2ので、改良が加えられた最新のものを手に入れられた。同じVR300でもこのように小さな改良が必要に応じて時おり加えられていくそうなので、そういった点でもフォアベルク社のショールームないし公式サイトから直接購入するのが良さそうである。
こうして我が家に迎えたロボくん(わたしの勝手な命名)。半年後のレビューを以下に記す。
VR300のレビュー
ロボくんに掃除機がけしてもらってまず驚いたのは、ほこりや猫の毛がこんなにたくさんあったのか😱!ということ。わたしが掃除機がけするよりもはるかに丁寧にゴミを拾ってくれている。緑色のサイドブラシのおかげか。このブラシは部屋の隅やコーナーに溜まりやすいほこりも取ってくれるそうだ。
我が家は物は少ないほうだが、日本の多くの住宅の例に漏れず狭い。8畳のダイニングキッチン、9畳の寝室兼書斎、3畳の洗面所、トイレ2つ、そして廊下。ロボくんに掃除してもらう前に、椅子をひっくり返してテーブルの上に置くなど、ロボくんが掃除しやすいようにしている。ただ注意点が一つ。ロボくんはセンサーで部屋の中を読み取りながら掃除するので、センサーでの読み取り後、家具の移動などがあると、「あれ〜、ここに物があったっけ?」って感じで混乱し、同じ所を行ったり来たりして一向に先に進まなくなることがある。まあ、これを避けるには、ロボくんを起動したら家具の移動は基本的に行わないこと。こちらは気を利かせて家具を移動させたくなるかもしれないけどね。
ロボくんがうちに来て半年たつが、たいへん助かっている。部屋の隅々まで塵をきちんと取ってくれるし、文句ひとつ言わずにけなげに行ったり来たりしているロボくんに「がんばってるね〜、ありがと!」と思わず声をかけてしまう。
コメント