折立キャンプ場が8月12日より閉鎖された。食料を狙ったクマにリュックを奪われたり、テントを襲われたりする被害が多発しているためだ。折立キャンプ場でテント泊し、その翌日から登山する予定だったわたしたちは、出発の数日前にその情報をキャッチし、急きょ折立駐車場で車中泊をすることになった。
車中泊グッズ
初めての車中泊なので何を持って行ったらいいか迷ったが、一泊だし、できるだけある物で間に合わせようということになった。他の方々の貴重な意見も参考にしながら、以下のものを持参した。また、これは持って行ったほうが良かったな〜と思うものもあるので、参考のためにそれも記しておく。
ちなみに、わたしたちが車中泊したのは8月も終わる頃で、標高1360メートルの折立駐車場の夜の気温は20℃を下回っていた。肌寒いくらいで、クマ対策として窓をしっかり閉めても問題はなかった。これが真夏だったら、熱中症対策として扇風機などのグッズも必要になるだろう。
完全遮光マグネットカーテン
これはプライバシー保護のために必須。辺りが暗くなり、車内でご飯を食べたり、着替えたりする時に明かりをつける必要がある。カーテンがなければ周りから丸見えということになりかねない。
セイワ(SEIWA) 100%完全遮光マグネットカーテン
マット
ふだん寝袋の下に敷いているサーマレストのマット。バルブを開けばある程度まで勝手に膨張してくれる優れものだ。マットを座席に敷くと、座席のくぼみ部分が気にならなくなるし、体が座席に密着するのを防いでくれる。
サーマレスト(THERM-A-REST)プロライトプラス
サンダル
楽に脱いだり履いたりできる靴であれば何でもいいのだが、これは持って行ったほうが良かったな〜と思うものの一つである。わたしは足がつりやすい。トイレに行くために靴を履こうとしたら、足をつり、主人をたたき起こさなければならなかった。真夜中に響く悲鳴に、クマにでも襲われたかと飛び起きた方がおられたら、ごめんなさい🙇♀️
またやってみたい車中泊
車中泊は思ったより快適で、ちゃんと休めた。運転席と助手席をフルに倒して、マットを座席に敷き、防寒着を羽織って寝た。足はダッシュボードの上に乗せたり、足元に置いてあるザックの上に乗せたりした。途中トイレのために二度起きたが、トイレは駐車場のすぐそばにあるし明かりがついているので、安心して行けた。夜空に瞬く星がとてもきれいだった。
クマ出没騒ぎで急きょ決まった車中泊。来年の山行きでまたぜひやってみたい。
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